Le Chiuse
レ・キューゼ
(トスカーナ、モンタルチーノ)
レ・キューゼは、かつてビオンディ・サンティ家が所有していた区画の名称で、同家のブルネッロ・リセルヴァ用のブドウ栽培が行われていた特別な区画。ビオンディ・サンティ4代目当主タンクレディは、息子の5代目当主フランコと娘のフィオレッラにレ・キューゼを東西に分割して相続したが、フィオレッラの他界後、彼女の娘のシモネッタが東の区画の相続を受け、1990年、夫のニコロと共に新たにレ・キューゼとしてワイン造りをスタートさせた。現在は二人の息子、ロレンツォがブドウ栽培とワイン造りを行う。母木の選定(樹齢60-70年)は、ロレンツォの曽祖父にあたるタンクレディが行い、最高のサンジョヴェーゼ・グロッソと言われるB-BS11クローンを有すビオンディ・サンティ家以外では唯一の蔵元でもある。当初から農薬・化学肥料等の使用は一切行わず、温度管理は行うもののワイン造りは伝統的な手法によるもの。彼らのブルネッロ・リゼルヴァはブルネッロとしては最長熟成で、収穫後10年を経た後にリリースされる。
Rosso di Montalcino DOC ロッソ・ディ・モンタルチーノ
Brunello di Montalcino DOCG ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
Brunello di Montalcino Riserva DOCG ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リセルヴァ
Vino Spumante Stellare ステッラーレ

Rosso di Montalcino DOC
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
ぶどう
サンジョヴェーゼ・グロッソ100
畑
北東向き/海抜300m/7ha 樹齢2、10、14、16年
ガレストロ、トゥフォ、化石を多く含む石灰を帯びた粘土質土壌 4,000本/ha コルドン方式
タンクレディによる樹齢60-70年(グレッポ農園より)のサンジョヴェーゼ・グロッソのマサルセレクション
収量45ql/ha 有機農法(除草剤、農薬不使用) グリーン・ハーヴェスト(8月)
収穫
ハンドピック(大粒の房) 9月中下旬
醸造
収穫後30分以内の破砕 温度管理されたステンレスタンク発酵(29℃以下、天然酵母、18日間)
ポンピング・オーバー パンチング・ダウン MLF(ステンレスタンク内)
スラヴォニアンオーク樽熟成(2,000 - 3,000 リットル、12ケ月) 軽いフィルタリング 瓶熟(8ヶ月)
生産本数
10,000本
SO2
55 mg/l

Brunello di Montalcino DOCG
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
ぶどう
サンジョヴェーゼ・グロッソ100
畑
北東向/海抜300m/7ha、南東向/海抜500m/1ha 樹齢2、10、14、16、26年
ガレストロ、トゥフォ、化石を多く含む石灰を帯びた粘土質土壌 4,000本/ha コルドン方式
タンクレディによる樹齢60-70年(グレッポ農園より)のサンジョヴェーゼ・グロッソのマサルセレクション
収量45ql/ha 有機農法(除草剤、農薬不使用) グリーン・ハーヴェスト(8月)
収穫
ハンドピック(小粒の房) 10月上旬
醸造
収穫後30分以内の破砕 温度管理されたステンレスタンク発酵(29℃以下、天然酵母、18日間)
ポンピング・オーバー パンチング・ダウン MLF(ステンレスタンク内)
ズラヴォニアンオーク樽熟成(2,000 - 3,000 リットル、36ケ月) 軽いフィルタリング 瓶熟(8ヶ月)
生産本数
15,000本
SO2
62 mg/l

Brunello di Montalcino Riserva DOCG
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リセルヴァ
ぶどう
サンジョヴェーゼ・グロッソ100
畑
南東向/海抜500m/1ha 樹齢26年
ガレストロ、トゥフォ、化石を多く含む石灰を帯びた粘土質土壌 4,000本/ha コルドン方式
タンクレディによる樹齢60-70年(グレッポ農園より)のサンジョヴェーゼ・グロッソのマサルセレクション
収量45ql/ha 有機農法(除草剤、農薬不使用) グリーン・ハーヴェスト(8月)
収穫
ハンドピック(小粒の房) 10月上旬
醸造
収穫後30分以内の破砕 温度管理されたステンレスタンク発酵(29℃以下、天然酵母、18日間)
ポンピング・オーバー パンチング・ダウン MLF(ステンレスタンク内)
スラヴォニアンオーク樽熟成(2,000 - 3,000 リットル、48ケ月) 軽いフィルタリング 瓶熟(60ヶ月)
生産本数
4,000本
SO2
82 mg/l