Dalle Ore
ダッレ・オーレ
(ヴェネト、トゥリッシノ)
ダッレ・オーレ家のヴィットリオ、マルコ、ルチアーノが運営する、ヴィチェンツァ近郊のアンノ渓谷で最も古い歴史をもつ畑、紀元前からワイン造りが行われてきたトゥリッシノ丘陵の「ラ・ベルトラ」と呼ばれる区画を有する蔵元。1903年、彼らの曽祖父であるジローラモ・ダッレ・オーレ氏が畑を購入、ぶどう栽培及びワイン造りを始め、2006年にワイン造りを始める。アンノ渓谷では、昔から農業にまつわる独自の「ルール」が受け継がれてきた。環境を総括的にとらえ、動植物に敬意を払い彼らの生息地を維持するため、耕作地は全体の8割以下に留める。土地の個性を維持するため微生物相や帯水層にダメージを与える化学肥料や除草剤を使わない。彼らもこのルールに従い、土地の個性を表現したワイン造りを行っている。「曽祖父が抱いていた情熱と自分達の土地への愛情と共に、自然農法を実践しているよ。自分達のぶどうは知恵によって育てられ、忍耐力と共に収穫され、そしてワインは情熱とともに造られる。自分達のワイン造りはいつも自然に従い、最小限の介在がなされるだけ。ぶどうからワインへと姿を変える中、テロワールがその独自の個性を表現出来る様に務めているよ」とマルコは語る。
Calesio カレシオ
白泡
ぶどう ドゥレッラ100
畑 1.8 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 85 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月中旬
醸造 メトド・シャルマー 天然酵母による1次発酵(温度管理されたステンレスタンク)
SO2 6 mg/l
Mappale 77 マッパレ 77
白
ぶどう シャルドネ50 ピノ・グリージョ45 リースリング5
畑 2.3 ha 南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 55 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月中旬
醸造 温度管理されたステンレスタンク
SO2 69 mg/l
La Garganica ラ・ガルガニカ
白(オレンジ)
ぶどう ガルガネガ100
畑 0.8 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 80 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月中旬
醸造 ステンレスタンク マセレーション(30日間)
SO2 45 mg/l
Acronia アクロニア
白(オレンジ)
ぶどう ガルガネガ100
畑 1.4 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 70 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月下旬
醸造 ステンレスタンク マセレーション(30日間)
SO2 45 mg/l
852 HZ Riesling 852 HZ リースリング
白
ぶどう リースリング100
畑 0.7 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 65 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月初旬
醸造 温度管理されたステンレスタンク シュール・リー
SO2 36 mg/l
Cabernet Sauvignon カベルネ・ソーヴィニョン
赤
ぶどう カベルネ・ソーヴィニョン100
畑 4.5 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 コルドン方式 65 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月中旬
醸造 オーク発酵槽による発酵(80hl、天然酵母)
熟成 オーク樽(12ケ月)
SO2 58 mg/l
Pinot Nero ピノ・ネロ
赤
ぶどう ピノ・ネロ100
畑 1.3 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 ダブル・グイヨ方式 70 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月初旬
醸造 オーク発酵槽による発酵(40hl、天然酵母)
熟成 オーク樽(24ケ月)
SO2 61 mg/l
Cabernet Franc カベルネ・フラン
赤
ぶどう カベルネ・フラン100
畑 2.0 ha 南西及び南東向き 海抜300 m
火山性粘土質土壌 コルドン方式 35 hl/ha
収穫 ハンドピック(8kg バスケット) 9月初旬
醸造 オーク発酵槽による発酵(40hl、天然酵母)
熟成 オーク樽(12ケ月)
SO2 60 mg/l